Facebook・宮井陸郎 シャンタンさん投稿記事
「もういい、どうにでもなれ」と開き直ったときに誰でも事が急に好転し始めた という体験があるはずです。
「しよう、しよう」とする自我が働かなくなるからです。
人は苦しいから問題を解決「しよう」とします。
実は苦しいのは、あなたが問題を解決しようとしているからなのです。
津留晃一
人は自分にとって都合の悪いことほど頑張って「しよう」とします。
都合の悪いことほど「出来なかったら」という恐れの思いが強くなり、その思いに比例して頑張ります。
頑張って改善されることはほんの数%、たいした違いはありません。
「もういい、どうにでもなれ」と開き直ったときに誰でも事が急に好転し始めた という体験があるはずです。
「しよう、しよう」と自我が働かなくなるからです。人は苦しいから問題を解決「しよう」とします。実は苦しいのは、問題を解決しようとしているからなのです。
逆なのです。
もう一度繰り返しますが、苦しんでいる理由は問題を解決しようとしているからなのです。
人はこんな単純なパラドックスに、なかなか気付けません。
今、想念観察日記をつけている人がいるとして、その人が10年後、その日記を読み返したとき「エー、自分はこんな馬鹿みたいな事を悩んでいたのか」ときっと驚きを体験するはずです。
「解決しないと困る」と単に思い込んでいるからです。
ですから「問題は解決なんかしなくて良いのだ」と思い込めた人は、とても楽な人生になります。ですから問題の方が消えていきます。
そしてこの事はやってみなければ本当かどうかわかりません。
「本当だろうか」と考え始める前に、やってみて下さい。
考えたからといって何も変わりません。
あなたがどんなに考えてみても事態は変わりません。
ところが考え方が変わったら事態は急変します。
「そう考えを変えたらどうなるのだろうか」
と考え始めている人も、その考えを進める前にまず実行してみて下さい。
「なんだ、そうなのか」と単純に。「そうしたらどうなるの」と質問を発する前に。
現に苦しんでいる人が目の前にいて、ましてやそのきっかけが自分であるとしたら、
「何とかしたい」というおもいが上がってくるのは当然です。
私達は今、人間としてここにいるのですから。
こんな時こそ「自分はどうありたいか」ありたい自分でいようとして下さい。
こんな時こそ、「どう解決するか」ではなくて「今、私はどんな自分でいたいのか」
に意識を合わせていって下さい。
こんな時こそあなたが本来の自分に目覚めるチャンスです。そんな時「これで良い、これで良い」と言い聞かせている自分がいるかもしれません。
そんな「良い、悪い」の世界から出て下さい。そして「私は愛である」という意識の位置に戻ります。
あなたはそこにいて愛を取り戻し、愛を感じて下さい。
愛を表現するものとしてそこにいて下さい。それがあなたが今ここにいるということです。
今、ここにいて、愛を体現するという事です。
「解決しよう」とする行為に没頭する事は、もちろんとても興味深い面白いゲームです。
だからといってこのゲームの中で誰かを傷つける必要はありません。
ゲームに勝つことがあなたの目的なのか、今、愛を表現することがあなたの目的なのか、
自分の目的を確認してみて、ありたい自分を選択して下さい。
自分が間違っていないという理由で、相手が間違っていると判断する理由は全くありません。それは単に善悪の道でしかありません。
究極的な観点からいえば、あなたという小我には、問題を解決する力はありません。
どんなささいな事であれ、例外はありません。あると思い込んでいるだけです。
では「問題を解決したい」という、現に今ある自分の欲求にはどう対処すればいいのでしょうか。
あなたの欲しい(手に入れたい)状況を明確にし、(これだけが自我に出来ること)宇宙(大いなる私)を信頼し、その結果は宇宙に委ねてみて下さい。
これだけが小我の最も有効な働かせ方です。
あなたには力があります。私とは宇宙には一人しかいないという事を「信じる力」です。
結果を産み出す力は、大いなる私の力です。
これが欲しいと、欲しいものを明確にする力が小我のものです。
その事にあなたのエネルギーの全てをつぎ込んで下さい。
どのようにして結果を出すのかという想念の無駄使いを止めることです。
「大いなる私」に結果を委ねる代わりに、「どんな結果も受け取ります、恨みや後悔なしに」という心構えが必要です。
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