国会前で反コロナ集会、「PCR検査は全く当てにならない」と大橋眞氏

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【国会前で反コロナ集会、「PCR検査は全く当てにならない」と大橋眞氏】

新型コロナウイルス対策に反対する国内最大規模の集会が9月21日、国会前で4時間にわたって開かれ、約500人が「新生活様式に反対!」などとシュプレヒコールを挙げた。大橋眞・徳島大学名誉教授は「PCR検査は全く当てにならない」と指摘し、「あのおかしな習慣を世界からなくしたい」と訴えた。

 集会は「日本と子どもの未来を考える会」(代表・サスケ)が主催し、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で参加を呼び掛けた。大橋氏の他、与國秀行(よくに・ひでゆき)・社団法人「武士道」特別顧問や、池田利恵・日野市議らが演説した。日本で最大規模の反コロナデモとなったが、周辺には制服・私服の警察官が少なくとも40人はいた。

 「考える会」は、サスケ氏がこの集会を開くために創った。きっかけは、8月1日のドイツ・ベルリンで起きた130万人のデモに触発されたこと。ドイツ在住の日本人女性ユーチューバー「ポジティブレボリューション」のメイコ氏が、「次は日本の番よ」と促すのを見た。5月27日の「スーパーシティ法案」可決前、サスケ氏の発した同法案反対のツイートはトレンド1位になりながら、2度も消されていた。

 「リアルのデモをやらなきゃ無理だと思った。そういうことをさせたくないから大衆を分断させているとあらためて実感した」と吐露する。「1%の支配者に対し、99%のこちら側がプランデミックの真実に気付いたら、やつらの計画は絵に描いた餅で終わる」と国民の覚醒に期待を寄せる。

 国会議事堂正門前には、「コロナよりワクチンが怖い!!」「コロナ怖い怖いキャンペーンやめなさい」など思い思いののぼりやプラカードを掲げる市民が集まった。箱にすっぽり頭を覆った人も。無根拠な感染対策への皮肉である。

 冒頭、サスケ氏が「コロナ騒動は何かおかしいと思う人たちがここに集まっていると思う。新しい生活様式に反対するのは国会議事堂前で抗議することが一番。われわれは今日、反対デモをしたい」とあいさつした。

 マイクを渡された与國氏は、ウイルス検査へのPCR適用に発明者の故、キャリー・マリスや大橋氏が否定的であることを挙げた。「しかし、それをマスコミは伝えない。そして、PCR検査陽性者イコール、コロナ感染者として報道され、日本の今の自粛モードになり、多くの方が困り経済が破壊されている」と政府の感染症対策を批判した。

 今の政治家に徳がないことや、警察官が裏金作りに手を染めていることを指摘し、「この国は警察も司法も政治も根本から建て直さなければならない。皆さま、共にどうか、変えていきましょう」と呼び掛けた。

 続いて、参加者の幾人かが思いの丈をマイクにぶつける。広くない歩道は、三角コーンで半分以下に狭められた。デモ参加者以外に通行者はいないのに、警察官は「そこ、歩道ですので空けてください」などと、1カ所に集まることを阻止し続けた。

 前半最後、参加者全員でシュプレヒコールを上げた。「新生活様式に反対!」「経済を止めるな!」「コロナを指定感染症から外せ!」「陽性者は感染者じゃないぞ!」「でたらめなPCR検査はやめろ!」などと声を張り上げる。

 後半、池田氏と大橋氏が姿を見せると、一段と気勢が上がる。1カ所に集まれないもどかしさから、隣接する前庭内から歓声を送る人も。

 池田氏は、新型コロナウイルス(COVID-19)について、初の「感染者」が入院してからわずか10日足らずでWHOが断定していることを取り上げ、「こんなばかなことは、何千年と人間が生きてきた中で初めて」と作為性を指摘。

 「なぜこの病原体をここまで引っ張らなければいけないのか。数カ月であっという間に、私たちの日常は驚くような状況に変わっている。こんな変化を絶対に許してはならない」と訴えた。

 8月24日に国会議員会館内で大橋氏と講演したのを機に「新型コロナウイルスを考える会」を設立したことに言及。代表に正木稔子(まさき・としこ)医師、顧問に大橋氏、自身が事務局長に就いたことを報告した。

 さらに池田氏は、群衆を取り囲む警察官に対し、「お巡りさんたちも、どんなおかしいことが起こって周りに立っておられるか。気の毒でしょうがない。マスクなんかして」と冷やかす。その上で、「何でこんなことが起きているか、一つ一つつまびらかにして、私たちの問題意識をより多くの国民とともに共有し、正しい道、真実の道を共に進んでいきたい」と抱負を述べた。

 大橋氏が登壇すると、最高潮に達する。4月1日に始めた動画『学びラウンジ』が130本を超えたことに触れ、「あの動画の中で言わんとしていることは、ウイルスはPCR検査で計量できないということ」と切り出した。

 「PCRは数ある中の同じウイルスの百万分の1しかカウントできない。それから、PCRで出るものの中で新型コロナと全く同じウイルスが百兆通りも考えられる。それでも行政がPCR検査をやると言う。そのときに必ず、PCR検査で出るかもしれない別のウイルスの可能性を確認しないといけない。それを全くやらずにPCR検査をやったら、いろんな形でウイルスの反応が出てくる」と指摘。

 「PCR検査で提示するものは、新型コロナと全く関係ないものを拾っていることがほとんど。だから、PCR検査は全く当てにならない」と両断した。

 「無症状者の人が感染源になるという話はPCR検査の結果で、誰もウイルスを調べていない」とくぎを刺す。2人が共に陽性の場合、ウイルスがうつったと話が創作されるとして、「それで、健常な人がマスクをしなければいけないとか、三密を避けなければとか、ソーシャルディスタンスとか、新しい生活提案とか、訳の分からないことを政府が言い始めた」とやり玉に挙げた。

 大橋氏はドイツでベストセラーとなっている新型コロナ騒動の問題点を暴いたドイツ語本の和訳に協力していることを明かした上で、「PCR検査で見ているのは、全長3万塩基の長さを持ったウイルスのわずか100塩基にすぎない。全体の300分の1。このPCR検査でどうして全体が新型コロナだと分かるか」と畳み掛けた。

 「このPCR検査は何の科学的根拠もないということを、日本国民全員に知らせる必要がある。私たちはマスコミと違って、皆さん一人ひとりが伝えていくしかない。ドイツの人ともネットワークをつくり、さらに世界各国の人とつながって。あのおかしな習慣を、世界からなくしたい」と呼び掛けた。大橋氏への拍手と歓声は、話を終えても1分以上続いた。

 メイコ氏も、途中からライブ配信を始める。自身の体験から、日本のデモ参加者に「デモは何のためにするのか」と提起。「自分たちにとって、大切なもののためにデモに来ている」と打ち明け、各人が大切にしているものは何かと問い掛けた。

 さらに彼女は、自由について問う。「“由”とは従うという意味。自由になることは、自分自身に心から誠実に従うこと。デモに行くな、密集するな、マスクを着けろ、家にいろと言われているとしても、デモに集まっているということは、あなたは自分自身の心の声に従っているということ。まさに今、東京のデモに参加しているみんなこそ、自由」とたたえた。

 その上で、「生きているって素晴らしい。どん政府であろうが、警察であろうが、誰であろうが、私の中にある宝物は奪えない」と鼓舞した。

 金沢市に住む40代の女性は、横浜市の友人と来た。「3月ごろからおかしいと気付き、マスクを外して生活してきた。感染しないし、風邪もひかない。白い目で見られるが、貫いてきた。この時代に生まれた意味があるはずだから、頑張りたい」と話していた。

 茨城県の高校に在籍する18歳の男性は、独りで参加。野球部に所属する彼は、「コロナで春夏の野球大会が消されたので、その腹いせに来た」と明かした。自粛で寮から東京都内の実家に戻っていた5月ごろ、コロナのうそに気付いた。

 「調べたら危険はなく、メディアがあおっていただけ。与國さんの動画をきっかけに、調べるほど日本はおかしい国だと分かってきた。特別会計やがん治療の闇、食品添加物の表示義務の甘さ、銀行のからくり、明治以降の天皇も。歴史的経緯をたどると、今の義務教育は本当にくそだと思う」と嘆いていた。