アベリア 花衝羽根空木 Glossy Abelia

https://hananokotoba.com/abelia/  【アベリアの花言葉】 より

アベリア、Glossy abeliaphoto: coloredbyアベリアの花言葉は「強運」「謙虚」「謙譲」。

アベリアは7月7日の誕生花です。

以下に花言葉の由来などの情報もございます。

花名の由来

属名の学名「Abelia(アベリア)」は、19世紀に中国で植物を採集したイギリスの医師、博物学者クラーク・エーベル(Clarke Abel / 1789~1826)の名前にちなみます。

和名「花衝羽根空木(ハナツクバネウツギ)」の衝羽根は、がく片が実のところに残り、羽子板遊びのはね(衝羽根)に似ていることに由来します。

英語では「Glossy abelia(光沢のあるアベリア)」と呼ばれます。

花言葉の由来

花言葉の「強運」は、新しく伸びた枝先に香りの強い小花を長期に渡って咲かせ続ける樹勢の強さにちなむともいわれます。

「謙虚」「謙譲」の花言葉は、個々の花の小さくつつましい姿に由来するともいわれます。

アベリアの仲間(ツクバネウツギ属)は、東アジアやメキシコに分布し、約15種(日本では4種)が知られています。

一般にアベリアの名前で流通しているのは中国原産のキネンシス種とウニフローラ種との交配種(ハナツクバネウツギ / Abelia × grandiflora)になります。

葉に斑が入る斑入りアベリア(フイリアベリア)、ピンクの花を咲かせる紅花アベリア(ベニバナアベリア)、日本に自生して4月~6月ごろに花をつける衝羽根空木(ツクバネウツギ)などもあります。

アベリアの季節・開花時期

旬の季節: 初夏~秋 開花時期: 6月~11月

アベリアの名称・原産地

科・属名: スイカズラ科ツクバネウツギ属

学名: Abelia × grandiflora

和名: 花衝羽根空木(ハナツクバネウツギ)

別名: アベリア、花園衝羽根空木(ハナゾノツクバネウツギ)

英名: Glossy abelia

原産地: 中国原産のキネンシス種とウニフローラ種との交配種


http://hananoomoi.com/archives/1038  【アベリア(花衝羽根空木)の花言葉,英語名,由来は?】 より

アベリアは夏を感じさせる鮮やかな花です。広がるように花を咲かせ、アベリアが咲いている所は華やかな通りを演出してくれます。

この花の和名は「花衝羽根空木」と変わった名前です。いったい何て読むのでしょうか?

そんなアベリアの花言葉、名前の由来、英語名等をまとめました。

7月7日を誕生花に持つアベリアは初夏のような爽やかさをもっています。

東アジア、メキシコを中心に数種類の花が咲いています。

一般的に中国産の品種がアベリアと呼ばれるものになります。

日本でよく見かけられのは花衝羽根空木(ハネツクバネウツギ)と呼ばれる品種で日本で生まれた品種となります。

アベリアの花言葉 ◇全体:強運、謙虚、謙譲、気品

「強運」という花言葉にはアベリアが小さい花を細い枝先に長く咲かす様子からイメージされました。

「謙虚」「謙譲」「気品」には優しく健気に咲く様子をイメージして、決して自己主張を強くしない花のイメージから付けられました。

アベリアの名前由来

アベリアの花の名前の由来は19世紀の植物学者クラーク・エーブルに因んでつけられました。

このエーブルは植物学者という事だけでなく、医者として中国で生活していたので、その功績を評価されての事だと思います。

また、和名の花衝羽根空木(はねつくばねうつぎ)は名前の通り、羽子板の羽根がアベリアの花の形に似ている事から付けられました。

アベリアにまつわるホッコリ話

ある国の話で、穏やかな優しい花の話です。ある小さな村に花を探して旅人が訪れます。

その旅人は花を探しながら旅を続けていたのです。

村人達は彼の不思議で魅力的な話に興味を魅かれ、いつも彼の周りにはたくさんの人が集まっていました。

季節は流れ、そんな楽しい時間は長く続かなかったようです。

近くの国で争いが起き始め、旅人などのよそ者に対して弾圧が激しく行われていました。

その事を気にかけた村人は彼を逃がそうとしましたが、彼は助言を聞かないで花を探していました。

その後、彼の姿を見た者はいませんでした。

そして彼の隣にいつもいた女の子が、彼の為に彼が好きだった花の種を海に小瓶に入れて流しました。

戦が終わり平和が戻った村に彼は戻ってくることはありませんでした。

しかし彼はまだ生きており、とある港町で彼女が流した小瓶の花の種を見付けます。

それがアベリアだったと言われています。


https://ameblo.jp/hiro-1/entry-12618659642.html 【花名・花衝羽根空木は、日本語? 中国語?】 より

本日もまた箱根湿生花園で見かけた見知らぬ花の写真です。傍らに立てられた識別板には、「ハナツクバネウツギ、Caprifoliaceae、スイカズラ科、Abelia x grandiflora、中国」としか書いてありません。植物に詳しい人であれば、此の程度の情報で十分なのでしょうが・・・僕のレベルでは少々無理があります。

後日に調べるつもりで識別版を撮っていると、来園客の会話が耳に入りました。

「〇×〇公園に植えられていた生垣に咲いている花と同じね」

「×△〇通りの街路樹でも見たわよ。刈込に強いらしいわよ」

しかし僕の眼前に栽植されているのは1本だけなので、「街路樹」のイメージと結びつきません。手元のスマホをググると・・・「花衝羽根空木(ハナツクバネウツギ)は、街路樹の優等生!都市緑化の植物!樹高2m前後の常緑低木」とあり、下掲の生垣の写真が添えられていました。

更に読み進むと、枝先や葉脈から円錐花序を出し、漏斗状の筒部は淡紅色を帯び、直径2cm前後の花冠の先端は五裂して開き、花色は白、萼片は5枚、雄蕊は4本、雌蕊は1本。対生する卵形の葉縁には鋸歯があり、葉質はやや厚くて艶がある・・・云々とあります。

これらの性状を併せると、眼前の弱々しい一本の植物・花衝羽根空木(ハナツクバネウツギ)であっても、集束すれば街路樹の優等生になるということなのでしょう。

和名の「花衝羽根空木」(ハナ・ツクバネ・ウツギ)の由来は、プロペラ状になる果実の萼片の姿形が正月の「羽根突きの羽根」に似ていること、そして枝ぶりの様子がアジサイ科ウツギ属の「空木」(ウツギ)に似ていることから命名されたようですが・・・その出自は、中国原産の「Abelia chinensis」と「Abelia uniflora」の園芸用の交配種だそうです。

識別板の「Abelia x grandiflora 中国」の表記が何となく気になっていたのですが、英国人医師で博物学者の「Clarke Abel」(1789~1826)が植物採集で中国を旅した時に発見したことから命名された「学名」だと分かりました。それにしても、種小名の「grandiflora」の意味は「大きな花」です。花冠の径が2cm前後の小花なのに、随分と大袈裟な呼称です。

和名:ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)

別名:アベリア

別名:ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)

英名:Glossy abelia

学名:Abelia x grandiflora

科名:Caprifoliaceae スイカズラ科

属名:Abelia ツクバネウツギ属

種:ツクバネウツギ A. spathulata

原産地:中国

性状:常緑低木